地球温暖化問題は、京都議定書以来、国際間の合意ができていない状況です。現在各国では炭酸ガス排出削減目標を議論しております。こういった中で、EUの炭酸ガス排出の削減の動きについてお話をいただき、あらためて核反応でエネルギーを確保しながら環境の保全が可能なシステムを考えていきたいと思います。

 講演内容

 1.「地球温暖化問題と政治的思惑」

     朝海 和夫氏

     EU元日本代表全権大使、JAEA元特別顧問、
    COP京都会議当時日本政府代表(環境担当大使)

   

 2.「ドイツの矛盾を抱える、日本の決まらない電源政策
     自然・再生可能エネルギー、原子力、温暖化の観点から

        菅野 義彦 氏

        三菱マテリアル元常務執行役員                     (環境・エネルギー担当)

        NSF会員(在独)